ラガマフィンの特徴
ラガマフィンは、ラグドール同様、毛色にポイントが入る顔や手足などに特徴的な斑が入る、被毛はミディアムロングの猫です。大きめの頭にややつり上がった青い目、丸い頬をしています。
大きな体に筋肉質のしっかりした体を持つロング&サブスタンシャルタイプです
標準的な体重はオス6.5~9kg程度、メス4.5~7kg程度です。
ラガマフィンの性格
ラガマフィンは甘えん坊で温和であり、人のそばにいたり抱っこされるのが大好きです。
ほかのペットや家族のなかにいても自分が1番愛されたいと望む猫らしい面がありますが、ほかの猫やペット、子どもとも上手に付き合えますので、愛情をめぐる闘争心はありません。むしろ先住のペットや子どもに自らすりよっていく面があります。
❋特徴別の子猫を見る
グループサイト『みんなの子猫ブリーダー』の特徴から子猫を探すページへと移動します。 ※みんなの猫図鑑では子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。
ラガマフィンの歴史
ラガマフィンの直系祖先はラグドールですが、この2種類の猫は相似点が多いため、有力な血統登録団体でも公認していない団体があります。
存在は古く、登録は新しい猫といわれるラガマフィンですが、こうなった事情は少々特別なものがあります。
ラガマフィン作出の経緯が複雑になった理由は、毛色や遺伝疾患のような猫そのものの問題ではなくて人間の問題、繁殖ビジネスと愛好家の確執からでした。
1960年頃のこと、アメリカ・カリフォルニアに住んでいたペルシャ猫の繁殖家ベイカーは、自分の飼っていた白いペルシャと地域に住んでいた猫を交雑させて、シールポイントのある長毛の猫を作りました。この時の雑種猫はバーマンかその雑種であったと推定され、さらに生まれた子猫にはバーミーズが交配されたようですが、正確な記録は残っていません。
こうして生まれたラグドールは、ベイカーが厳しく血統の管理を行い、既存の猫血統登録団体ではなく自らの設立した団体で管理を行うと同時に、繁殖を希望する人とはフランチャイズ契約を行うというビジネスに展開しました。商品価値のために猫の品種名を商標登録し、許可のない相手には使わせないということにしたのです。また、生まれた子猫の代金の数パーセントをベイカーの団体に支払うという契約もあったとされています。
ベイカーの管理するラグドールのスタンダードや、猫を介在させるフランチャイズビジネスに疑問を持ったラグドールの愛好家は、ベイカーから離れていきました。最初に離れた人たちはラグドールという名前を使うことにより、訴訟を起こされるなど複雑な問題に巻き込まれることになりました。
1990年ごろ、ラグドールをめぐる様々な状況を踏まえて、あとからベイカーのもとを離れた人たちは仲間を作って愛好家団体を設立し、ラグドールのスタンダードを変更すると同時に新しい名前を付けて、この大きな愛らしい猫の育種を続けたいと考えました。
そうして生まれたのがラガマフィンでした。
ラガマフィンの名前は「いたずらっ子」という意味と同時に「ぼろ服をまとった人」という意味があります。ラガマフィンの愛好家団体では、当初この名前を冗談半分でつけたそうですが、登録後の変更が不可とされたため、結局この名前に落ち着いたとされています。
また、現在ラガマフィンを公認していない主な団体はTICAですが、ラガマフィンとラグドールのはっきりした差異が認められるまで予備登録期間として観察が続けられているようです。
ラガマフィンの交配には異種交配としてラグドールを認める団体と、一切の異種交配を認めない団体があります。遺伝子プールを広げる目的のため、当初は特定のほかの猫種との交配が認められていましたが、現在はほとんどの団体がペルシャやバーミーズなどほかの猫種との交雑を禁じています。
ラガマフィンの飼い方
ラガマフィンは遊び好きではありますが、ハンティングのようなダイナミックな遊びよりも、人間と小さなおもちゃで遊ぶのを好みます。高い所に上るのが好きということもありませんので、キャットタワー等を用意したい場合は低いものでも大丈夫でしょう。
ラガマフィンは体が大きく成猫として完成するまで3~4年はかかりますが、この時期を過ぎれば非常に落ち着いた猫になるでしょう。
賢く、扱いやすいため、しつけは難しくありません。リードをつけての散歩も可能です。
人見知りが非常に少ないため、脱走した場合、よその家に上がりこんで暮らしてしまう可能性がありますから注意が必要です。
被毛はセミロングですので、少なくとも週に2~3回以上のブラッシングまたはコーミングで整えてあげましょう。
ラガマフィンの毛色
ラグドールが毛色を限定しているのに対して、ラガマフィンは遺伝学的に発生可能な毛色であれば、どのような毛色も認められています。
ポイントの入り方が完全でない場合や、ポイントの上にスポットが入ってしまうことも認められているようです。
ただし、公認登録団体によっていくらか幅があり、不完全なポイントや遺伝疾患につながりやすい白い毛色の分量によって認められない場合があります。
ラガマフィンの気を付けたい病気
ラガマフィンはラグドール同様、祖先猫の中にペルシャがいるため、かかりやすい病気や遺伝疾患もペルシャのものを引き継いでいます。多のう胞腎症や肥大型心筋症は代表的なペルシャの遺伝疾患で、ラガマフィンでも起こります。
また、遺伝性疾患ではありませんが、一般的に猫のかかりやすい病気として膀胱炎や尿結石があります。
長毛種一般としては、被毛の手入れを怠ると毛球症にかかりやすくなります。
ラガマフィンの価格相場
グループサイト、『みんなの子猫ブリーダー』における、ラガマフィンの直近3ヶ月間の子猫ご成約時の平均価格は約19万円、最高価格は34万円、最低価格は6万円です。
※一般的に子猫の価格は猫種スタンダードに近いかどうか、血統、顔、毛色、体の大きさ、月齢などの要因で変動します。
ラガマフィンの名前ランキング
2023年
男の子
- 位
- ソラ
- 位
- マフィン
- 位
- ラムネ
- 4位
- いくら
- 5位
- える
- 6位
- おしお
- 7位
- くぅ
- 8位
- そい
- 9位
- たまな
- 10位
- ちま
女の子
- 位
- きなこ
- 位
- Una
- 位
- あん子
- 4位
- えま
- 5位
- おねむ
- 6位
- こむぎ
- 7位
- しらす
- 8位
- すもも
- 9位
- だんご
- 10位
- つくね
2022年
男の子
- 位
- ノア
- 位
- そら
- 位
- ラガ
- 4位
- レオン
- 5位
- ANN
- 6位
- ういろ
- 7位
- おはぎ
- 8位
- こたつ
- 9位
- こはく
- 10位
- ごん
女の子
- 位
- ルナ
- 位
- きなこ
- 位
- める
- 4位
- マフィン
- 5位
- メル
- 6位
- あずき
- 7位
- お茶子
- 8位
- きくの
- 9位
- こなつ
- 10位
- すず
ラガマフィンのブリーダーを見る
ブリーダー情報から、グループサイト 『みんなの子猫ブリーダー』ラガマフィンのブリーダー紹介ページへと移動します。 ※みんなの猫図鑑では子猫に優しいブリーダー直販を推奨しています。
ラガマフィンに関する記事
下記のリンクをクリックすると、グループサイト 『みんなのペットライフ』へと移動します。 ※ラガマフィンに関するお役立ち・おもしろ記事をご紹介しています。
ラガマフィンに関する写真・画像
下記のリンクをクリックすると、グループサイト 『ミテミテ』へと移動します。※ラガマフィンに関する写真・画像をご紹介しています。
ラガマフィンに関する動画
下記のリンクをクリックすると、グループサイト 『ミテミテ』へと移動します。※ラガマフィンに関する動画をご紹介しています。
ラガマフィンに関するブログ
下記のリンクをクリックすると、グループサイト 『ミテミテ』へと移動します。※ラガマフィンに関するブログをご紹介しています。